トランプ大統領とも対話を行ったあえば直道(共和党全米委員会顧問)

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2020年の2月末に開催されたCPAC2020、そこにあえば直道さんが参加してきました。あえば直道さんは、J-CAPCを立ち上げ、議長として関わっていることから、世界中の保守政治家から質問攻めを受けるなど、保守主義の世界への広まりを感じ取ったそうです。そんなあえば直道さんですが、トランプ大統領とCPAC2020で直接対話に成功しています。どのような会話がなされたのか、気になるところです。


実際にトランプ大統領に会うまでには、いくつかのハードルがあることをあえば直道さんは解説しています。CPACの参加者の中から選抜された数十名の名簿をホワイトハウスに送り、シークレットサービスが、トランプ大統領に会わせても大丈夫かどうかを確かめた上で最終的に参加者が決まります。そのため、自分は会えるかもしれないと思った人が会えないなんてこともあるそうです。あえば直道さんは2018年、2019年とトランプ大統領と対話しており、今年に関しては対話をしなくてもいいと他の人に譲ったそうですが、なぜかあえば直道さんも会うことができました。


トランプ大統領との対話は録音や録画ができないようになっており、通訳の人も同席はできないことになっています。つまり、英悟で直接トランプ大統領と対話できるわけですが、あえば直道さんは通訳なしに、これを3年連続で体験できており、トランプ大統領のみならずホワイトハウスから信頼されていることは間違いありません。その対話の中で出てきた話題は、まずオリンピックについてです。トランプ大統領は3月に、日本がまだオリンピックをやろうとする中、1年延期をするべきだと私見を述べるなど、オリンピックに対する考え方を披露するなど、そのことを気にしていたようです。もちろん新型コロナウイルスの日本での動きなども対話し、新型コロナウイルスのこともあったために手短に会話を切り上げようとしたところ、潔癖でおなじみのトランプ大統領の方から握手を求めてきました。これは、あえば直道さんが日本でJ-CPACを開催するなど、日本で保守主義の活動を行っていることに対する感謝の気持ちを述べようと思ったからです。これを受け、あえば直道さんは、日本をライバルとして見ているものの、日米同盟を結ぶ間柄なので、同盟国としての信頼があると感じ取りました。


最後に、あえば直道さんはトランプ大統領とのツーショット写真のちょっとした楽しみ方を紹介しています。トランプ大統領は、フェイスブックにおけるいいねのマークのように、親指を上げ、笑顔で写真に映っていますが、これ自体は毎年同じで、スーツもネクタイもほぼ同じなため、似たような写真が多いそうです。そのため、あえば直道さんのスーツやネクタイなどに注意して、その違いを見極めてほしいと語っています。日本人が堂々とトランプ大統領と対話できる、政治家以外ではなかなかいないでしょう。