あえば直道(共和党全米委員会顧問)が歓喜したトランプ当選と2020年の展望

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2016年のアメリカ大統領選挙で勝利し、大統領になったトランプ氏、そのトランプ氏の躍進を予想したのがあえば直道さんです。あえば直道さんは、日本でのヒラリークリントン氏有利の情報を一刀両断し、いかにトランプ氏の当選の可能性があるかを日本のメディアで積極的に紹介しました。それでもヒラリー有利の報道は覆ることはなかったものの、その結果がどうなったかは明らか。トランプ大統領誕生までの道のりをあえば直道さんの視点からご紹介します。
最初にポイントに挙げられたのは、共和党候補のトランプ氏、民主党候補のクリントン氏の討論会です。断続的に90分続く、この討論会は有権者の大多数が見るとされ、選挙に大きな影響を与えると言われています。何回か討論会があるうち、最初の討論会であったため、何があっても巻き返す時間もチャンスもあるとあえば直道さんのブログを読む人たちに向け、トランプ陣営から解説が届くなど、余裕が見られました。そして、ここでポイントに挙げたいのは、トランプ陣営自体が討論会における反省をしっかりと行っていた点です。防御に時間を使い過ぎ、ヒラリーのエラーを突くチャンスをかなり逃した、逆にトランプがイライラさせられた、本来のパフォーマンスを出せなかったなどです。トランプのあの討論会は最高だったと決して美化せず、改善すべき部分、次の討論会に備えるべき部分はどこか、しっかりと提示しました。その上で、ヒラリー氏の余裕のなさも指摘し、次は間違いなくトランプ氏有利に事が運ぶと断言します。
最後の討論会では、トランプ氏のパフォーマンスはベストで、イライラもせず穏やかだった、対してヒラリーに攻撃を与えられたと振り返っていました。一方ヒラリーは回答を拒否する、嘘をつく等が見られたと酷評する一方、トランプ氏はさらに攻撃ができたかもしれない、ヒラリー氏は自分の政策を打ち出せていた、そうなると今回は引き分けではないかとやはり客観的な意見、視点を、トランプ陣営は持っており、あえば直道さんは、これを踏まえた上で、行く末を案じていました。その後、ヒラリー氏を取り巻く環境は疑惑の人物というものになっていきます。大統領選挙直前の動きは、果たして本当にヒラリー氏の疑惑によるものか、その真偽が今も問われていますが、真相は定かではありません。少なくとも逮捕などされていない状況を見ると、きわめて怪しい部分はあります。それらすべてが大統領選挙の中では全部OKになる、これがアメリカ大統領選挙の凄さであり、他の国ではまねできない部分です。強大な権力を手にする以上、そのためにはどんな手でも使うのです。
その結果、トランプ氏は大統領となり、今もアメリカを引っ張り続けています。悔しさに満ちていた2012年、共和党も、そして共和党顧問だったあえば直道さんもこの結果には喜び以上のものを感じていたようです。そこから4年間のトランプ劇場は想像を絶するものがあり、途中、トランプ大統領の弾劾裁判にまで発展します。どの候補が来てもトランプは勝つ、そう思われていた矢先、新型コロナウイルスアメリカを襲います。アメリカ本土が新型コロナウイルスによって打撃を受ける、それはアメリカ建国の歴史で初めてといっていい非常事態、経済のトランプの名は新型コロナウイルスを目の前にして、今大きく揺らごうとしています。懸命な経済対策もなかなか効かず、これがどのような影響を与えるのか、全世界が注目します。ただトランプ大統領有利であることは、多くの大統領が2期目へのチャレンジに成功させている事を見ても明らか。裏を返せば、これで負けるほど、トランプ氏は弱いのかという話にもなります。そんなことはない、あえば直道さんはそう断言するはずです。
取り巻く環境は厳しく、調査会社によっては失業率の急激な上昇のため、トランプ大統領の得票率は大きく低下する可能性が高い、再選は難しいのではないかと明らかにしています。相手はオバマ大統領時代の副大統領だったバイデン氏、トランプ大統領からすればなかなか厄介な相手とされてきました。ワクチンや特効薬を生み出せるかどうか、これが勝負だという声もある2020年のアメリカ大統領選挙。日本は日本で、2021年のオリンピック開催のためにはワクチンや特効薬が欠かせないという声が大きいものの、その決断は2020年10月に出されるのではないかと言われ、実はトランプ大統領よりも残された時間は少ないです。あえば直道さんは、日本とアメリカが保守思想の名の下で強固なパイプが結ばれればいいと考えていますが、今まさに日米双方で踏ん張りどころを迎えています。あえば直道さんは今も、その動きを注視しており、あえば直道さんから語られるアメリカ大統領選挙の行く末を見守るのがいいかもしれません。

あえば直道(共和党全米委員会顧問)が見た、トランプ氏を支える草の根の動き

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2012年の大統領選挙での負け、2014年の中間選挙での圧勝、そして、2015年トランプ氏の出現、すべてはまるでトランプ氏のために用意されたシナリオであったかのように物事はトランプ氏を大統領にさせるべく動いていました。それでも世界を含め、多くの人は女性初のアメリカ大統領ヒラリークリントン誕生を願っており、大統領選挙前は、安倍晋三首相はヒラリー氏にだけ会って、トランプ氏には会わないということをやってしまうなど、それだけヒラリー氏有利に物事が運んでいました。では、アメリカの草の根の部分では何が起きていたのか、細かく観察してきたあえば直道さんから見た視点から詳しく解説します。
2016年にCPACに初めて参加したあえば直道さんは、CPACでの体験を語っています。スピーチの内容が悪ければ、それが大統領候補であっても容赦なくブーイングを受けるという緊張感のある現場だったようです。あえば直道さんの場合は、全員がスタンディングオベーションだったらしく、ホッと一安心だったとか。トランプ氏ですらスピーチをしようとしなかったぐらいに、この場は大変なようです。一方、トランプ氏には別の思惑もあったとあえば直道さんは考えます。CPACを主催する団体は共和党の支持組織としては最強最大ですが、トランプ氏とは相容れない部分も多く、トランプ氏が大統領になることを臨まない人たちが多いのではないかとあえば直道さんは推察します。有力な候補ですらブーイングを浴びる環境であったため、それを避けるためにトランプ氏はあえて参加しなかったという見立てを行っていました。最初の討論会で、共和党の有力者たちは懐疑的な見方をする中、観衆はトランプ氏に拍手喝采、熱狂に包まれていました。相変わらず不法移民に厳しい姿勢を続けていたトランプ氏、これを支えたものはシリアの難民がヨーロッパに押し寄せ、テロなどが頻発したことで、不法移民に対する厳しい視線が送られるようになったためです。これを追い風にトランプ氏は過激な発言をやめず、むしろそれが武器とばかりに過激に、そして、観衆をあおり続けます。トランプ氏が過去にプロレスのイベントに出たときを思い出したかのように、政治、大統領選挙をショーのようにしていきました。
民衆の力を手に入れたトランプ氏に対し、伝統的な保守思想を持つ人たちもそれに迎合するようになります。2012年大統領選挙で共和党は敗北、共和党が求める政治はまたも実現できなくなっています。2012年は現職有利の選挙だから負けても仕方ない部分はある、しかし、次に負けたらまた8年間共和党政権は誕生しなくなるかもしれない、それならば考え方は違えどトランプ氏に賭けてみたいという思いはあったことでしょう。時代の流れをうまくつかんだトランプ氏、そして、勝てる候補を求めていた共和党やその支持者、それぞれの思惑が2016年の春に合致します。

あえば直道(共和党全米委員会顧問)が見届けた、トランプ氏が有力候補になるまで

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2012年アメリカ大統領選挙共和党は負けてしまい、2016年の候補者当選に向けて常勝を期するため、あの手この手を繰り出します。そんな中で、共和党顧問、アジア担当として共和党関係者と接してきたのがあえば直道さんです。2014年の中間選挙では歴史的圧勝をした共和党、その次はいよいよ2016年アメリカ大統領選挙ですが、2014年の段階ではまだトランプ大統領の姿は登場していません。いつから登場し始めたのか、解説します。
2015年、あえば直道さんの番組が日本で放送されるなど、日本のメディアにも登場するようになったあえば直道さん。そのあえば直道さんは、2015年6月のブログでは、マルコ・ルビオ氏の名前を何度も取り上げています。当時からすでに民主党大統領候補として注目を集めていたヒラリークリントン氏を抜かす勢いがあるのではないかとあえば直道さんは考えます。また、ジェフ・ブッシュ氏の出馬表明など、アメリカ大統領選挙の動きが2015年からすでに強まっていたものの、まだこの時もトランプ大統領の名前はあえば直道さんから出てきません。
一方、意外な名前が先に登場することになります。それがバーニーサンダース氏です。なぜサンダース氏の名前をあえば直道さんは出したのか、そこには献金の集め方に理由がありました。大統領選挙はとにかくお金がかかる選挙であり、消耗戦ともいわれています。そのため、とにかく献金を集めなければならず、基本的には業界団体からの献金集めがメインとなります。ただここ最近はオバマ大統領なども小口の個人献金を広く集めるようになるなど、その献金の集め方は時代を経て大きく変わってきます。そして、サンダース氏もまた小口の献金を集めるようになったというわけです。2015年7月の時点ではヒラリー氏との支持率の差は肉薄しており、ヒラリー氏を追い抜くところにまで来ていると解説しています。サンダース氏は2020年の大統領選挙でも一時民主党候補者レースのトップをひた走りました。ところが、この時もそうでしたが、あまりにも左派的な考えがネックとなり、中道派の支持を集められず、敗れ去ることになります。
2015年8月、共和党の大統領候補者による討論会が行われました。ここでようやくトランプ氏の名前が出てきます。今と同じく、好き勝手なことをとにかく言いまくることで、支持率を上げていました。討論会でもそれは同じで、共和党から出馬しないかもしれないという発言が共和党の討論会で飛び出すなど話題をかっさらいました。ただこの時は決して全体的に受け入れられたとは言いがたく、かなりのブーイングを受けており、とても2016年の大統領選挙で当選するような雰囲気ではありません。ブッシュ氏かルビオ氏か、まだどちらかが候補になるのではないかと言われていました。
そんな中で迎えた、2016年3月、あえば直道さんはある快挙を達成します。それは共和党など保守政治家がが一堂に集まる政治イベントCPAC2016で日本人では史上初めてメインホールで登壇を行い、スピーチを行いました。一般社団法人JCUの議長としてCPAC2016に参加したあえば直道さん、そこでは新しい日米同盟の在り方についてスピーチを行っています。このCPAC2016は共和党の大統領候補者が一斉に集まって、演説を行い、模擬投票の結果が世界に配信されることになります。段々とトランプ氏の評価が上がっていき、それを肌身で実感していたあえば直道さん。様々な場所でトランプ氏の演説が流れ、それに熱狂していく姿にあえば直道さんは手ごたえを感じます。彗星のごとく現れ、スキャンダルに負けず、一気に駆けのぼった半年余りのトランプ氏、2016年大統領選挙での当選がここでようやく現実味を持つようになったというわけです。

あえば直道(共和党全米委員会顧問)が体感した2014年中間選挙での成功体験

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2016年のアメリカ大統領選挙でトランプ氏が当選したことで、日本を含め世界の情勢は大きな変化を遂げました。そんな中、2012年の反省を共和党はしており、それが活かされた結果でもあります。その変化を当時共和党顧問としてあえば直道さんも見てきました。どのような変化があったのか、あえば直道さんの視点から見ていきます。
2012年12月のラスト、あえば直道さんは、来年は自分にとっても勝負の始まりであるとブログで語っています。オバマ大統領が再選されたことで中国がどんどん出てくる、そしてアメリカは理想的な姿から離れていく、この4年は日本にとって忍耐であると考えていたからです。2013年2月、あえば直道さんは共和党で要職に就く人物と1対1で階段を行っており、今後の戦略だけでなく、日本メディアにも共和党そのものを露出していく事に対する快諾を得たと明らかにしました。何を変えていったのか、そこにはマイノリティ票の獲得が大きく関係しています。アメリカには多くの移民だけでなく、アメリカに移住してきた人たちがいます。その中でもアジア系アメリカ人はマイノリティーの中でも大きな層になっており、これを獲得しようと共和党は立ち上がります。それまでアジア系でひとくくりにされ、日系も韓国系もインド系も一緒くたにされてしまい、アジア系アメリカ人の支持拡大を怠っていたフシがありました。これではダメだと考えた共和党は、アジア系アメリカ人を人種別に分け、それぞれに時間をかけて支持拡大を狙っていきました。結果的に2014年の中間選挙では共和党は大勝利を挙げ、一矢を報いる形となったわけです。当時オバマ大統領のエラーが原因であると総括されましたが、それだけではなく、共和党が1つずつ改革を行っていったことも要素に含まれていました。
2014年8月には、共和党議員たちの意識に変化が生じていることを明らかにしています。とにかくアジアのことが分かっておらず、日本に対する理解も分かっていなかったものを、なんとか大切な存在であると思わせるに至りました。この間、オバマ大統領の支持率は低下し続け、経済政策だけでなく中国との関係性などにも影を落とすなど、問題も多く、大統領2期目にありがちなレームダック状態に陥っていました。共和党はこの機を逃すことなく、戦略を立て続けたことで2014年の中間選挙に勝利をしたというわけです。
あえば直道さんにとって、2014年の中間選挙は劇的な出来事であり、これならば太刀打ちできると思わせたように思います。しかし、2016年の大統領選挙で当選するトランプ氏の名前はまだこの段階では出てきません。トランプ大統領は彗星のごとく現れ、人気をかっさらっていった、その表現がぴたりと当てはまります。

あえば直道(共和党全米委員会顧問)が日本メディアに出続けた時期とは

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メディアを制するものが政治を制する、そんなことが言われた時代は昔とされていますが、現代でもその力は大きいとばかりに、様々な国でメディア戦略が採られています。それは2020年の大統領選挙に揺れるアメリカでも同じことです。そんな中、2012年からアメリカ大統領選挙を見続けてきたあえば直道さんも、メディアの大切さを実感する人物の1人です。共和党顧問、一般社団法人JCU議長としてメディア出演することもあるあえば直道さん、どのようなメディアにこれまで出演をしたのか振り返っていきます。
一般社団法人JCUが設立される2015年、あえば直道さんが主演する番組がBS12や東京MXテレビでスタートしました。それが「ググって○○聞いてみた!?~ニュースの裏側調査会」です。有名人に登場してもらい、有名人の目の前でネット検索を行って噂を確かめていくという番組で、あえば直道さんは顧問として参加していました。異色なキャスティングは当時話題を呼びましたが、あえば直道さんは日米における違いを交えつつ、それぞれのタレント、有名人、著名人が所属する業界についてコメントを行うというのがその役回りです。様々な有名人が登場し、あえば直道さんはその都度、そのゲストたちから学びを得ていたようでした。
その後、2016年になるとあえば直道さんは精力的に日本のメディアに登場するようになります。2016年の春先からなぜ一般社団法人JCU議長として出演し始めたのか、それは、あえば直道さんがトランプ大統領の本や、当時のクリントン候補の本の翻訳などを担当していたからであり、一般社団法人JCU議長、そして共和党顧問としての肩書も大きく影響していました。そのため、様々な媒体に登場してはトランプ大統領が誕生することを予言して回ります。当時トランプ大統領が誕生するとは、アメリカですら懐疑的な状況であり、日本で当選を疑わなかった人は数えるほどしかいません。その状況で一般社団法人JCU議長だったあえば直道さんはトランプ氏の当選を信じて疑わず、現にその通りの結果となりました。予想が当たればその人の発言に信ぴょう性が増すのはいつの時代も同じことです。こうしてあえば直道さんは、トランプ大統領当選を的中させた男としてさらなる注目を集めるようになりました。
本来であれば、2020年の大統領選挙も同様にあえば直道さんにお声がかかるのが普通でしたが、今年は新型コロナウイルスの影響もあってか、なかなかスタートに時間がかかっている状況です。前回の大統領選挙も夏場から一気にお声がかかるようになったこともあって、今年も夏場あたりから日本のメディアに頻繁に登場するかもしれません。単独著書であるトランプ革命、書籍監修を行ったクリントン・キャッシュ、トランプのアメリカ、韓国消失は様々な番組に取り上げられ、多くの反響を集めており、今後もその傾向は続きそうです。

あえば直道(共和党全米委員会顧問)が立ち上げたJCU、その功績とは?

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新型コロナウイルスによって普通の選挙活動が行えない状況になっているアメリカ。本来であれば大盛り上がりのアメリカ大統領選挙は、新型コロナウイルスの影響があまりにも経済に大きすぎる打撃を与えているため、トランプ大統領の再選にも影を落とすことになりそうです。そんな中で活動を続けているのがあえば直道さんです。あえば直道さんといえば、一般社団法人JCU議長という一面もあります。一般社団法人JCU議長とは、いったいどのような役回りなのか、一般社団法人JCUとはそもそもどのような組織なのか、改めて解説を行います。
そもそもJCUとは、日本の保守連合という意味合いがあります。アメリカでは、共和党の支持母体であるACUがあり、小さな政府、減税というアメリカにおける保守主義を第一にかかげ、活動を行っています。一般社団法人JCUは、このACUの活動方針を全面的に支持するだけでなく、日本にある保守思想をセットにすることで、日米関係において太いパイプ、大きな架け橋になることを願って、あえば直道さんによって設立されました。活動概要を見ると、保守を定義し、保守を育て、保守を勝ち取ることが挙げられています。日本の国会議員に対し、投票行動などを集計してどれだけの保守度があるのか、これをスコアにして、本物の保守政治家とは誰か、アメリカ流の保守政治、安全保障、日米同盟にどれだけ貢献しているのか、これを可視化させるそうです。また、日本にアメリカ流の保守を植え付けるためにも、本家の共和党アメリ保守連合の要人などを招いて、現状の安全保障やアメリカを取り巻く環境、日米関係を今後どのように考えていくのかを示していく、これが育てるという部分です。後に紹介する、J-CPACの開催にもつながります。こうして保守政治家、保守思想を広めて、最終的には日本でも小さな政府、減税を実現するような状況になればいいというわけです。
先ほども出てきたJ-CPACですが、これはアメリカ最大の保守政治イベントであるCPAC、保守政治活動協議会の日本版です。ACUが公認するイベントであり、2017年に第1回が開催され、毎年行われています。一般社団法人JCU議長としてあえば直道さんは、J-CAPCの運営を行っており、アメリカ側との交渉や出演者の折衝なども引き上けており、大物政治家もJ-CPACに参加し話題を集めました。一般社団法人JCUをあえば直道さんが立ち上げたのは、トランプ大統領の誕生に大きく貢献したとされる草の根保守主義を、日本でも広めていく活動をするべきだと言われ、一般社団法人JCUを設立したという経緯があります。第1回に開催された際には、トランプ大統領のブレーンであり、トランプ大統領誕生に大きく寄与したスティーブ・バノン氏が来日し、日本のメディアに取材されました。当日は、バノン氏とのレセプションに参加するために5万円近いチケットを手にしなければならず、特別なプラチナチケットを手にした人たちが、実際にバノン氏を見ることができました。やや遅れて登場したバノン氏にはオーラがあり、当日はトランプ大統領とほぼ同じ主張を行うなど、バノン節を見せつける結果となっています。また、バノン氏が設立したニュースサイトの日本版を立ち上げたいと呼びかけるなど、日本にはいまだにない保守系のウェブニュースサイトの誕生をうかがわせました。これらの折衝を一般社団法人JCU議長であるあえば直道さんが行っています。
また、一般社団法人JCU議長としてあえば直道さんは、本家CPACで演説を行っており、もちろん英語で聴衆たちに語り掛けます。日本人がここまで参加できるのは、なかなかなく、あえば直道さんの功績です。一般社団法人JCU議長という肩書で登壇していることからも、その活動は草の根保守主義者の中でも知られていることでしょう。

あえば直道(共和党全米委員会顧問)の提言!減税がコロナ不況を打開する?

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2020年、本来であればアメリカ大統領選挙、日本ではオリンピックで大盛り上がりの年だったはずが、新型コロナウイルスの影響で、それが吹き飛んだ形です。そんな中、アメリカでは大統領選挙の動きよりも新型コロナウイルスの影響をどのように考えるのか、トランプ大統領を取り巻く環境は激しさを増しています。その現状を的確に示すのがあえば直道さんです。アメリカの経済は最悪な状況を迎え、経済政策でここまで世論をつなぎとめてきたトランプ政権からすると大ピンチです。この大ピンチをどのように乗り越えるのか、そこにあえば直道さんからのヒントが出てきます。
あえば直道さん曰く、過去にアメリカが経済恐慌などから脱出した際には減税が行われていたことを明らかにしています。また過去の大統領の名言などを引き合いに出し、多くの税金を集めることは良くない事であると考え、減税や所得税廃止によってアメリカの景気を急成長させた例を紹介しており、あえば直道さんが減税論者であることがうかがえます。元々共和党は、減税を行う事で景気回復を行うのを基本とする政党であり、いわゆる小さな政府であるべきと訴えています。共和党の政党イベントにも積極的に参加するあえば直道さんは、その流れを汲み取り、そのような考えを持っていることが言えます。
また、話は日本にも向けられ、一部の与党議員が減税をするべきだという動きを強めていることに対しても、ばらめきだけではなく、減税によって日本の経済を刺激し、新型コロナウイルスの影響によって生じた不況を脱却していこうと力強く語っています。日本では消費税増税の影響が強く残っており、これに加えて新型コロナウイルスの影響が乗っかる形になっているため、諸外国よりも厳しい状況に置かれています。その一方で、日本政府は消費税減税の可能性を一切考えず、ばらまきも最小限にして、庶民から分捕った税金を還元したくないという意識が強く出ているのが現状です。こうした動きに対し、あえば直道さんがあまりいい状況ではないと思っていることは容易に想像がつき、アメリカの例を挙げて、減税によってコロナ不況を乗り切るべしというメッセージを出していることが言えます。
最後に、あえば直道さんは、過去の大統領の発言の中で、増税などで必要以上に税金を集めるという行為は、合法的強盗であるという趣旨の発言を引用しており、減税を行うことで多くの人を幸せにすることができるとしています。歳出も歳入も同じくらいカットした結果、景気は劇的な成長を遂げた所を見ても、大幅な減税は有効的であることが言えるでしょう。世界は減税に舵を切るのかどうか、アメリカを始め、先日消費税増税を行った日本など今後の展開から目が離せないでしょう。