あえば直道(共和党全米委員会顧問)が警告する日本のコロナ政策

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全世界で影響が深刻になっている新型コロナウイルス。当初イギリスでは、新型コロナウイルスの集団免疫を獲得するために、表立って規制などはかけないと表明していましたが、ジョンソン首相自らが新型コロナウイルスに感染し、死の淵に立たされたことで、それまでの排外主義的な発言が鳴りを潜め、むしろ死の淵から救ってくれたイギリス国籍ではない看護師を称えるなど、大きな変化が出ています。そんな中、日本では自粛要請という、諸外国では例を見ない形で新型コロナウイルスの感染防止に努めていますが、あえば直道さんにはどのように映っているのでしょうか。


現状は自粛要請であり、外出自粛や休業要請など、禁止にする事はできていません。これは日本の法律がそこまで対応していないことや私権を制限することに対する警戒もあります。しかし、実際に新型コロナウイルスを経験することになり、外出禁止などの強権を振るうべきだという声が出始めています。この動きに対し、あえば直道さんは警戒心を強めます。ロシアを引き合いに出し、恐怖政治で簡単に外出禁止などのことはできても、その結果、国が強大な権力を持ち、大きな政府になってしまうという懸念です。あえば直道さんは、国会は共和党的な考え方である小さな政府であるべきだと考えており、現状の日本の雰囲気に対して若干の懸念を示しています。


その一方、事態は刻々と変化しており、4月12日のイースターまでに経済を軌道に乗せると高らかに宣言したトランプ大統領の発言を紹介、これを受けてダウ平均株価が急上昇したことに触れ、この状況はアメリカ大統領選挙民主党候補が不利になる可能性があると指摘しました。ただ、そこまでに経済を軌道に乗せるどころか、ようやく感染者拡大のメドが立つかもしれないという状況にしか来ておらず、あえば直道さんの最新レポートをもってしても、その先まで読めないほど、新型コロナウイルスは猛威を振るい、情勢は極めて混沌としてきています。


新型コロナウイルスの登場により、色々な計画が破綻していったのはいうまでもなく、トランプ大統領の再選はまだなんとも言えない状況にあります。そもそも大統領選挙が開催できるのかどうか、1か月後はおろか、1週間後ですらなかなか先行きが見通せない状況にあり、あえば直道さんもそのあたりを懸命に判断しようとしています。その一方で、日本の状況に対しても色々な憂いを感じている部分があるかもしれません。日本政府の一連の動きを、あえば直道さんはどのように考えているのか、そのあたりについても聞いておきたい部分であり、あえば直道さんが考えるコンサバティブがどれだけ有効的なのか、真剣に考える時期を迎えたと言えるでしょう。