あえば直道(共和党全米委員会顧問)が使命によってどのように変化したか?

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アメリカと日本を行き来し、アメリカ大統領選挙などアメリカのいまを伝えようと頑張るあえば直道さん。世界を股にかけて活躍するあえば直道さんを見て、自分も同じようになりたいと思う子供も多いかもしれません。一方で、きっと恵まれた環境にあったからここまでやれるのだろうと勘違いしている方も多いはず。実のところ、高校1年生まではなかなか芽が出ず、劣等感のかたまりだったのだとか。そんなあえば直道さんは、使命という言葉に救われ、その使命を果たすためにここまで頑張ってこれました。高校時代から大学時代のあえば直道さんの経歴を改めて振り返ります。


あえば直道さんが自分の使命とは何かを考えるようになったのは、高校1年生のときに母方、父方双方の祖父を立て続けに亡くしたときです。自分が劣等感で苦しんでいたとき、人間として尊重してくれた2人の祖父、その祖父に今の姿を見せられるだろうかと考えます。そして、もう1つあえば直道さんを変えたのは、現状の環境を認めることでした。あえば直道さんは劣等生であり、テストで0点をとることも多々ありました。そんな中、実のところ、恵まれた環境にいたのではないか、そこでやるべき使命があると考えるようになります。慶應義塾大学の系列校ですから、当然のことながら学ぶ環境としては最高です。普通の公立高校であれば、修学旅行となると安直に海外などに行きがちですが、ここでは1週間の日程を組んで日本をめぐります。講演会も行われ、伝説の冒険家であった植村直己さんの講演を目の前で聞くこともできました。この恵まれた環境を生かさない手はない、そのようにあえば直道さんは考えます。


では、どんな使命を自分は果たすべきなのか、あえば直道さんは必死に考えます。勉学に励むことは当たり前にして、当時入っていた弓術部で結果を出す、これを考えました。すべては、この世を去った2人の祖父のため、その使命を果たすためにあえば直道さんは生まれ変わったように練習を行っていきます。遅れを取り返すために人の3倍は練習をする、そして、正直に生きる姿を天国から見てもらいたい、その気持ちで練習に励みます。その結果、時間こそかかったものの、弓道の成績は上がります。弓道は、当てる技術よりも無になる技術の方が重要であり、いわばメンタルを維持することが求められます。少しでも乱れれば当たりません。そんな中で、あえば直道さんは的中率を上げていき、すべて的中させる皆中を何度も達成するなど、周囲を驚かせます。


高校の弓術部は神奈川県の中でも最強に入るところで、その中でいきなりエースのような存在になったあえば直道さん。練習がきつくてやる気が出ていなかったあえば直道さん、生まれ変わったかのように弓術に励み、最終的にインターハイ出場を果たすなど、使命を持ったあえば直道さんは見違える成果を出し続けます。やればできる、まさにそれを地でいったあえば直道さん、アメリカでゼロからのスタートを切っても決してネガティブにならないのもうなずけます。